複合機を選ぶときにまず迷うのは、何を基準に比較すればいいのか。
単純に”価格”で比較するのか、機能や性能で比較するのか。
比較するポイントによって、選ばれる複合機というのは大きく異なります。
ただ、実際に比較するとして、一般の方に細かな違いは分かりにくいもの。
価格ならまだしも、機能や性能というのは専門家でも難しいところ。
であれば、最新複合機を基準に比較してみてはいかがでしょうか?
最新複合機であれば従来よりも機能、性能は高まっているはずです。
さらにポイントを絞ればより比較しやすく、必要な機種も選びやすいはず。
今回は、最新複合機の特徴と、比較すべきポイントをご紹介します。
▶︎目次
1.複合機を比較するべきポイント
複合機は”最新機種”を基準に比較するべきと紹介しました。
では、その他にチェックしておきたい比較ポイントを見ていきましょう。
印刷速度
まず、複合機で比較しておきたいのは”印刷速度”です。
一般的な機種だとカラー20枚/分、モノクロ25枚/分程度。
高速になるとカラー30枚/分に、機種によっては50枚/分も。
比較するポイントとしては、”1カ月に500枚以上印刷するのか”。
もし500枚以下なのであれば、カラー20枚/分程度で十分です。
反対に、500枚以上であれば、カラー30枚/分は欲しいところ。
1日100枚以上印刷するなら、カラー50枚/分も検討しましょう。
ランニングコスト
次に、複合機で比較したいのは”ランニングコスト”について。
複合機におけるランニングコストは”トナー代”と”用紙代”。
つまり、”1枚あたりの印刷代がどれくらいになるのか”です。
複合機を購入すると、”保守契約”も結ぶのが一般的。
保守契約とはトナーの交換、本体の整備がセットになったもの。
複合機の保守、管理を業者に委託するための契約です。
ちなみに、保守料金はカラー20円/枚のように決められます。
ただし、保守料金は業者によって設定額に違いがあります。
カラー20円/枚もあれば、15円/枚というところもある訳です。
少しでも抑えたいのなら、複数社を比較することが大切です。
※保守契約は”カウンター契約”を想定して進めています。
最新技術
最後に、複合機を比較するのなら”最新技術”でも。
最新機種を対象にするなら”最新技術”をチェックしたいもの。
複合機メーカーはそれぞれに最新技術を導入しています。
最近のトレンドは”クラウド連携”と”セキュリティ対策”。
スマホやタブレットの普及によりクラウド経由での複合機利用が。
クラウドを利用することで、セキュリティ強化が求められるためです。
もちろん、クラウド連携やセキュリティ対策以外にも最新技術はあります。
業務をちょっと便利にしてくれる、最新技術に出会えるかもしれません。
2.最新複合機3選
複合機を比較するポイントは”印刷速度・ランニングコスト・最新技術”の3つ。
ここでは最新複合機3選の特徴、特に速度と技術に注目してご紹介しましょう。
シャープの”MX-3117FN”
コンパクトながらも高性能なのが、シャープの”MX-3117FN”。
幅60.9cm×奥行き64.2cm×高さ83.4cmと、従来機種より一回りほどコンパクト。
にも関わらず、印刷速度はカラーとモノクロ共に31枚/分と高速印刷が可能です。
その上、スキャン速度は片面50枚/分と、さらに高速なのも注目したいところでしょう。
キヤノンの”imageRUNNER ADVANCE C5560”
国内シェアNo.1を誇るキヤノンの最新機種が”imageRUNNER ADVANCE C5560”。
印刷速度はカラーとモノクロ共に60枚/分と、まさに超高速印刷を実現しています。
さらに1枚目を出力するまでの時間が3秒程度と、ファーストコピーも高速です。
最大2,850枚の用紙をセットできるなど、大量印刷に特化した機種と言えます。
キヤノン ”imageRUNNER ADVANCE C5560”
京セラの”TASKalfa 6052ci”
独特な機能が多彩に搭載されているのが、京セラの”TASKalfa 6052ci”。
複合機から直接マークシートを作成、さらに採点までできるアプリが標準搭載。
集計したマークシートを読み込むことで、レポート作成までできる優れものです。
上記の他にも様々な設定が用意されていて、自由なカスタマイズができます。
3.まとめ
今回は、最新複合機を中心に比較するポイントをまとめてみました。
最新複合機を比較するポイントは主に3つ。
- 印刷速度
- ランニングコスト
- 最新技術
印刷速度とランニングコストは、複合機を比較する上での基本です。
その上で、最新複合機だからこそ”最新技術”も比較しておきたいところ。
最新技術の中には、業務をちょっと便利にしてくれるものもあります。
ぜひ、紹介したポイントを参考に、オフィスにぴったりな1台を選んでください。